高度専門職ビザ 80点と70点の違いとは?永住申請期間が2年短縮されるメリット徹底解説
日本の「高度専門職ビザ(高度人材ポイント制)」では、申請の合格ラインは70点ですが、日本での長期キャリア設計において大きな分岐点となるのが80点です。本記事では、70点と80点における待遇の違いと、最短で80点に到達するための加点戦略を整理します。
70点で得られる主な優遇措置
合計ポイントが70点に達すると「高度専門職1号」の資格が得られ、一般の就労ビザにはない以下の優遇を受けられます。
- 一律 最長5年 の在留期間が付与される
- 複合的な在留活動の許可(本業の傍らで関連事業の立ち上げ等が可能)
- 配偶者の就労制限緩和(週28時間の資格外活動制限を受けず、フルタイム就労が可能)
- 一定の年収要件の下、親の帯同(未就学児の養育等)や 家事使用人の帯同 が可能
- 通常10年必要な永住許可申請が、3年の在留 で可能
- 在留3年経過後に「高度専門職2号」(在留期間が無期限)へ移行可能
80点に達すると何が変わるのか?
80点以上を獲得した場合、70点の優遇措置がすべて適用された上で、最大のメリットである永住申請期間の大幅短縮が得られます。
- 永住許可申請の在留要件が「3年」から「1年」に短縮
- 日本に1年間在留し、80点を維持していることを証明できれば永住権の申請が可能です。
- 一般の就労ビザ(10年)と比較して9年、70点保持者(3年)と比較しても2年早く永住権取得を目指せます。
| 項目 | 70〜79点 | 80点以上 |
|---|---|---|
| 在留期間 | 5年 | 5年 |
| 永住申請可能までの期間 | 3年 | 1年 |
| 高度専門職2号への移行 | 3年在留後 | 3年在留後(J-Skipは1年) |
| 配偶者の就労・親の帯同 | 可能(要件あり) | 可能(要件あり) |
70点から80点へ引き上げるための3大加点ポイント
- 日本語能力試験(JLPT)N1の取得(+15点)またはN2(+10点): 語学力は個人の努力で確実に加点できる最重要項目です。日本の大学を卒業している場合は追加加点との併用も可能です。
- 告示対象大学の卒業歴の確認(+10点): 世界大学ランキング(QS/THE/ARWU)上位300校、日本のスーパーグローバル大学(SGU)対象校などを卒業している場合、10点加算されます。
- 年収区分の引き上げ(各区分 +5点): 転職や昇給によって年収基準(例:700万円台から800万円台へのアップ)を跨ぐことで、確実に5点加点されます。
トップページのポイント計算機を使用すると、現在の保有ポイントの確認に加え、不足しているポイントを補うための具体的な選択肢が表示されます。
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